神戸OV40クラブチーム創立にあたって
1990/11/17 柴田 充啓
兵庫県クラブ・リーグも今年で16年、Aリーグの優勝チームは社会人チームと対戦し、勝てば国体予選の兵庫県代表になれるというのも良い刺激になって、近年、各クラブチームの実力も向上してきました。
9月に行われた第2回関西クラブチーム大会でも、兵庫県代表の六甲クラブが2連覇できたのも、兵庫県クラブチーム内で切磋琢磨して全体のレベルが向上したからです。
石田さんをはじめ協会ならびに関係各位のご尽力の賜物と感謝します。
さて、16年といいますと24才で元気にプレーしていた青年も40才の壮年となり、体の動きも年相応になっています。
しかし、ラクビーに対する情熱は老いて益々盛んという人もいます。
又、しばらくラクビーから離れていたが健康のために、あるいは、人づきあいのためにも歳がいってもプレーできるクラブチームがあればと思っている人もいるかもしれません。
休日も増え、ゆとりもでき、そんな中でクラブ・ライフを仲間と楽しく過ごすということは、将来の高齢化対策にも良いと思います。
せっかく兵庫県クラブリーグという底辺があって、はげしく戦ってきたラクビー仲間の輪があるのです。 40才以上になったら、それぞれのチームの枠を越えてノーサイド精神で、神戸の、兵庫県のOV40チームでプレーをする。
そして、共に勝つラクビーをやるのは、すばらしい事です。
又、40才になったらそんな楽しいクラブチームに入れるということは、今の現役にとっても、良い受け皿として映るでしょう。
グランドの問題、試合相手やメンバー連絡等の運営問題、会費集めなど、いろいろ障害があるとは思いますが、おじさん達の活性化のために、今、キックオフするのに絶好のチャンスです。
One For All All For One
今日お集まりの皆さんが震源地になって、まず「一人は万人のために」から始めたいと思いますので、よろしくお願いします。